「風邪というものはうつらないのです、
本当は……引くべき体の状態なら引く」
と言われても、ピンとこないでしょうか?
たしかに寝不足だったり、
疲れがたまっていたりすると引いてるわー
と思い当たる節がある方もいらっしゃる
のではないでしょうか。
野口整体で有名な野口晴哉先生の名著
「風邪の効用」より抜粋させていただきます。
健康な体は弾力がある
健康な体は伸び縮みに幅があるのです
人間はだんだん弾力を失って死ぬのです
脳溢血で倒れるのも癌になるのも
白血病も肝臓病も決して偶然ではない
その根本には鈍くなっている体がある
ところが風邪を引くと鈍い体が
一応弾力を回復するのです
上手に風邪さえ引ければ
血圧も下がるし
体の硬張りもなくなるし
一部分が冒されるようなこともなくなってくる
(ここからわたしの体験談↓)
20代の頃、母とけんか中だったある日
私が高熱で寝込んでも無視……
インフルエンザかも、と思いました
が病院へ行く気力も体力もなく
とりあえず温かくして寝て
汗をかいたら着替えて
水分を摂って寝ていたら
数日後、風邪をひく前よりも
元気になっていました!
「え?薬を飲まなくても治ってるし、
なんか身体スッキリしてる!」と。
️
その原理はあとでこの書籍を
読んで納得したのでした!
自分で経過させられればよいので
病院に行く必要がないと思っていましたが
30代で整骨院に勤めていたとき
インフルエンザ様の症状が出て
「うつしてはいけないから」
と同僚のすすめもあり
検査を受けたらインフルエンザ陽性。
病院に行くより寝ていたかったけど
陽性なら正当な理由で休める♪
と思ったのも事実。
忙しい職場でお休みをいただくのは
申し訳ない気持ちでしたが…
それくらい疲れていたのです(苦笑)
このときも薬を飲まず
スッキリ経過させられました
️ (体験談はここまで↑)
【体は嘘をつかない】
風邪を引くことは心理的な影響も大きい
潜在意識の反抗ということを無視して
体だけ、病気だけ治そうということは難しい。
(このとき潜在意識でわたしは
インフルにでもなれば休める
と思っていたのかもしれないということ)
著書では
「気を弛めて寝る」
ことの重要性も述べられています。
頭にエネルギーが行きやすい人は
目の疲労が胸椎3番にいって
呼吸器系統に異常を起こす。
テレビのない部屋に寝るのが一番よい
(今はスマホやパソコンも、ですね)
風邪を全うする要領として
「体を弛めること」
「冷やさぬこと」
「温める事」
「発汗は引っ込めないこと」
「平温以下の時期を安静にすること」
「平温に復したらすぐ起きること」
「水分を多めにとること」
とあります。
詳しくはお読みいただきたいですが、
「読むのは面倒だわ」とか
「体鈍ってるわー」とか
「自分で自分を守れる体になりたい」
そんな方はぜひレッスンにいらしてくださいね。
https://www.street-academy.com/steachers/31694