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東京都内で今年8月の1か月間に
熱中症で亡くなった人は
187人で、過去最多
東京都監察医務院によりますと、
8月の1か月間の死者数は去年の115人
を大幅に上回り、過去最多を更新しました。
年間で見ても、すでに2010年の210人に次ぐ、
過去2番目の死者数となっているそうです。
総務省消防庁によると、熱中症で8月1~23日に
全国で救急搬送されたのは前年同期比4%減の3万3590人(速報値)。
全国的に厳しい暑さが続いた中旬以降に限ると、
約2倍の2万4102人だったそう。
1カ月あたりで過去最も多かった10年7月(137人)を4割上回った。
死亡者の約9割がクーラーを設置していないか使用していない屋内にいた。
(これは屋外の方が倒れた時に発見されやすいのもあるかもしれませんね。)
参考記事⇒https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63305530R00C20A9CC1000/
エアコン不使用や高温のせいもあるようですが…
マスクの使用状況は?
と思ってしまいました。
マスクしているとどうしても
水分補給が遅れがちになるので、
フィットネスクラブなどでのレッスン時にも
こまめに水分を摂っていただくよう
しつこくお願いしております(笑)
フィットネスクラブは現在、
運動中もマスク必須です。
(私個人的には必要ないと思っていますが…
フェイスシールドとマスク両方必須
のところもあり、ある意味命がけです。)
コロナを怖がってマスクして、
熱中症で亡くなったら、
マスクを義務付けるのは殺人行為なのでは?
と思ってしまいます。
ご高齢の方ほどコロナを怖がって
マスクをつけるというのもあるかもしれませんが、
植物が枯れるように
老化とは干からびることでもあり、
水分を蓄える力が衰えるだけでなく、
暑さに対する感覚や、喉が渇いたという感覚が
鈍っていくのもあるのでしょう。
トイレの回数を気にして水分を控える方も
いらっしゃるので、高齢者は特に注意が必要です。
一気に飲むのではなく【こまめに】です!
![](https://tai-kan.com/wp-content/uploads/2020/09/レモネード.jpg)
冷たい水を一気に飲むと、胃腸機能が低下して
食欲不振や夏バテの原因にもなります。
また、水分補給には塩分も必要です。
私はホットヨガのレッスンもさせて
頂いたことがあるのですが、
お水に自然塩を入れるだけで飲みやすく、
吸収が良い感覚がありました。
人間の体液と同じ0.9%の濃度にしていました。
それでも汗でミネラルが排出されてしまい、
ミネラル不足で足がつりやすくなったり、
レッスン中に軽い立ちくらみも何度か経験し、
体質に合わないことを実感し、
ホットヨガは卒業させていただきました。
これはこれで良い経験になりましたが、
ホットヨガでもマスクを強要させられている
のは狂気の沙汰としか思えません…。
![](https://tai-kan.com/wp-content/uploads/2020/09/レモン氷砂糖.jpg)
甘いものが苦手なこともあり、
その時はただ自然塩だけを入れていたのですが、
パートナーが屋外で仕事の時、
水分を1日4リットルくらい飲んでいると聞いて
手作り経口補水液にして持って行ってもらいました。
スポーツドリンクは人工甘味料が入っていたり
するので、あまり飲んで欲しくないのです。
私も現役時代は冷えたスポーツドリンクを
ゴクゴク飲んでお腹も冷えていたと思いますが、
少量をこまめに飲むことをおすすめします。
経口補水液とは
ブドウ糖と食塩を入れた水です。
大腸が充分に機能せずに下痢が起きても、
小腸での水分補給ができたことから、
発展途上国でコレラで起きた脱水症状などに
特効薬的に救命効果があり、
発展途上国で急速に普及しました。
手作り経口補水液の作り方
・水 1リットルに対して、
砂糖40 gと食塩3 gを溶かすだけ。
発展途上国では「コップ1杯の沸騰したお湯に、
ひとつまみの塩と一握りの砂糖を入れる」
ということで普及している地域もあるそうです。
(沸騰させるのは、水を殺菌する目的かもしれません。)
![](https://tai-kan.com/wp-content/uploads/2020/09/レモン氷砂糖1日後.jpg)
それに合わせて水約2リットルに
レモンシロップ80cc前後と
海水塩小さじ1杯程度を入れただけ。
飲んでみたらスポーツドリンクのように
甘くて、塩分も高めで、
汗をそれほどかかない場合は、
糖分は必要ないのでは?と思います。
【ペットボトル症候群】というのもありますよね。
(中毒性を高めるためにもっと飲みたくなるような
甘さにされていますが、糖尿病の原因になります。
カロリーオフとかにも騙されませんように…)
これさえ飲めば・これさえ食べれば良い
というものはありません。
ただ、脱水状態でも意識があり、
水を飲める場合、経口補水液は有効です。
サウナなどで脱水症状を起こしたら
(起こさなくても)水風呂に入るのもおすすめです。
知人の話ですが、友達が銭湯で脱水症状で倒れた時、
洗面器で全身に水をかけたら回復したそうです。
知識が命を救うこともあるので、
ご紹介させていただきました。
9月に入りましたが、まだまだ残暑が続くようです。
熱中症には十分お気を付けくださいませ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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