連休明けの「眠い」「だるい」「やる気が出ない」を防ぐコツ

ゴールデンウィークや連休明けに体調を崩す方が少なくありません。実は私も(?)5~6月はプチ憂うつな季節……。外は晴れて気持ちいいのにぐったり、だるい。脾(消化器系)が弱いタイプなのです。それでも、対策をするのとしないのとでは、連休明けの体調が大きく変わります。連休明けに慌てたくない方は、ぜひご一読ください。

休んでも疲れがとれない?

2025年4月17日には春土用に入り、4月20日、暦はいよいよ春の最後、二十四節気「穀雨(こくう)」となりました。
この頃から降水量が多くなり、湿度も高まります。



「5月病」といわれるくらい、春土用にもあたるこの時期は心身ともにストレスがかかり、自律神経バランスも乱れがち。
無気力、不安感などで体もだるい、疲れやすい、不眠、食欲不振、便秘やおなかを下しやすくなる方も……。

主な原因は、季節の変わり目による肉体的ストレスや、慣れない環境による精神的ストレスです。
社会人であれば、あなたが新人でも、新人を迎える立場でもどちらでもストレスとなっているでしょう。
どんなに優れた人でも、最初は気を遣うもの。

また、お子さんの進級、進学による引っ越しなどの影響もあるかもしれません。

何がストレスになっているのかわからずモヤモヤしている方は「〇〇が負担になっていたかも」と思い返し、頭と心の整理をしてみてください。下の表は、ストレス強度を数値化したものです。

勤労者のストレス点数ランキング

順位ストレッサー点数順位ストレッサー点数
1配偶者の死8321配置転換54
2会社の倒産7422同僚との人間関係53
3親族の死7323法律的トラブル52
4離婚7224300万円以下の借金51
5夫婦の別居6725上司とのトラブル51
6会社を変わる6426抜てきに伴う配置転換51
7自分の病気や怪我6227息子や娘が家を離れる50
8多忙による心身の過労6228結婚50
9300万円以上の借金6129性的問題・障害49
10仕事上のミス6130夫婦喧嘩48
11転職6131新しい家族が増える47
12単身赴任6032睡眠習慣の大きな変化47
13左遷6033同僚とのトラブル47
14家族の健康や行動の大きな変化5934引っ越し47
15会社の建て直し5935住宅ローン47
16友人の死5936子どもの受験勉強46
17会社が吸収合併される5937妊娠44
18収入の減少5838顧客との人間関係44
19人事異動5839仕事のぺース、活動の減少44
20労働条件の大きな変化5540定年退職44
注:点数が高いほどストレス度は強い(男女や年齢によっても違います)
引用元:産業衛生学雑誌 勤労者のストレス評価法(第2報)

まずは何がストレスになっているか、を言語化してみましょう。
変えられないと思っていることでも、突破口がある可能性もあります。

天気や他人のことなど自分ではどうしようもないことは諦め、変えられることを変えることに集中しましょう。

環境と体から心を整える方法3選

身近な環境と体から心を変えるアプローチを3つお伝えします。
①換気する
②足を冷やさない
③掃除する

順に解説いたします。

①換気する

湿気対策が大切な時期です。お天気のいい日に、お家の空気の入れ替えをしっかりしておきましょう。私の今の自宅には浴室乾燥機がないため、毎晩お風呂に入ったあとはすぐに浴槽を洗い、壁はスクイージーで水切りし、サーキュレーターで乾燥させています。

②足を冷やさない

体が冷えると考え方もネガティブになるため、冷房にも気をつけましょう。関節部分は冷えやすいので、首・手首・足首をなるべく露出しないようにします。冷気は下に流れるため、とくに足元は冷やさないようにしましょう。
・雨が降る日はレインブーツを履く
・靴下が濡れたら履き替える
などして足を冷やさないよう気をつけましょう。

足のむくみや冷えを改善するセルフケアもどうぞ▼

③掃除する

私は気分が停滞したら掃除や料理をします。「脾(消化器系)」が弱い人の特徴である「考えすぎて落ち込みやすい」「心配しやすい」など心の状態をコントロールするのは難しい。

そんな方こそ掃除で体を動かすと、体も心も軽くなるのです! アレルギー症状のある方は、お部屋をきれいにするだけでも症状の軽減につながるでしょう。体を動かすのがベターですが、あなたが好きで没頭できることをしてみてください。

わかっていても「ズボラでできない」という方へ

連休で大切なのが「生活リズムを一定にすること」。難しいかもしれませんが、連休明けに「だるい」「眠い」「やる気が出ない」となってから立て直すほうが大変になります。

なかなか行動に移せない方は、誰かに宣言しましょう。人は言葉や文章で自分の考えを公開すると、その考えを最後まで守ろうとするからです。

私のように「脾(消化器系)が弱い方に」とお伝えしながら、私自身への戒めのために書きました。
自分の言葉と行動が一致しないと自己認識に矛盾が生じてストレスを受けるため、決意表明するとより守りやすくなるのです。

また、人に話すことで新たな視点をいただけるかもしれません。
自分ではどうしようもないことは諦め、変えられることに集中しましょう。

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梅雨入りしてからあわてないよう
今から汗をかける体づくりをして
湿気を体にためこまない工夫をしましょうね。

加藤 小百合

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